【ポチ袋・ご祝儀袋のマナー:意外と知らない礼儀とその心得】ポチ袋からデジタルギフトまで

【ポチ袋・ご祝儀袋のマナー:意外と知らない礼儀とその心得】ポチ袋からデジタルギフトまで

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日本には、人生の大切な節目を祝う美しい文化があります。 特に、入学祝い、お年玉、結婚式や出産などのお祝い事に際して用いられる「ポチ袋」と「ご祝儀袋」は、そうした文化の象徴の一つです。 しかし、これらを用いる際には、意外と知られていないマナーや礼儀が存在します。 このコラムでは、日本国内全土に共通するポチ袋やご祝儀袋の使用時の心得を、分かりやすくご紹介します。

 ご祝儀袋

ポチ袋とご祝儀袋の使い分け

ポチ袋とご祝儀袋は、日本の伝統的なお祝い事や贈り物に用いられる封筒ですが、使用されるシーンや目的に違いがあります。ここでは、その主な違いを解説します。

ポチ袋は、日常的な小さなお祝いや感謝の気持ちを伝える際に選ばれ、カジュアルなデザインと少額の金銭が特徴です。 ご祝儀袋は、人生の大きな節目でのお祝い事に用いられ、フォーマルなデザインと多額(目安は10000円~)の金銭を包むことが一般的です。 これらの違いを理解することで、シーンに応じて適切なマナーでお祝いを行うことができます。

お祝いの主なシーンと金額の相場

お年玉の相場一覧表

対象 相場
幼稚園児 1,000円〜3,000円
小学生 1,000円〜5,000円
中学生 3,000円〜5,000円
高校生 5,000円〜10,000円
大学生・社会人未満 5,000円〜10,000円

• 幼稚園児: 親しい親戚の子供などには1,000円から3,000円程度が一般的です。

• 小学生: 親戚や近所の子どもには1,000円から5,000円程度が目安。特に親しい関係では、上限を少し超えることもあります。

• 中学生: この年代になると、3,000円から5,000円程度が相場。学業の励みになるような額が選ばれることも

• 高校生: 高校生になると、5,000円から10,000円程度が相場とされています。進学や将来の夢への支援の意味も込められます。

• 大学生・社会人未満: 5,000円から10,000円程度。自立への一歩を支援する意味合いが強く、親しい関係ではさらに高額になることも。

この表はあくまで一般的な目安であり、最終的には贈る側の経済状況や、受け取る側との関係性によって適宜調整されることが多いです。 また、地域や家庭によって習慣が異なるため、これらの金額が絶対ではないことに注意が必要です。

次に入学祝いの相場です。
こちらも贈る相手との関係性によって大きく変わります。以下は、親しい親戚とそれ以外の人々に分けた入学祝いの相場一覧表です。 これらの金額も一般的な目安として捉え、地域や家庭の習慣、経済状況に応じて調整されることが一般的です。

入学祝いの相場一覧表

対象 親しい親戚の相場 それ以外の相場
幼稚園・保育園入園 5,000円〜10,000円 3,000円〜5,000円
小学校入学 10,000円〜30,000円 5,000円〜10,000円
中学校入学 10,000円〜30,000円 5,000円〜10,000円
高校入学 10,000円〜50,000円 5,000円〜10,000円
大学・専門学校入学 30,000円〜50,000円 10,000円〜30,000円

• 幼稚園・保育園入園: 子どもの学びのスタートを祝う意味で、親しい親戚は5,000円から10,000円、それ以外の場合は3,000円から5,000円が一般的な相場です。

• 小学校入学: 新たな学びの場へのステップで、親しい親戚は10,000円から30,000円、それ以外の人々は5,000円から10,000円程度が相場とされます。

• 中学校入学: 教育の継続を祝う意味合いで、親しい親戚向けは10,000円から30,000円、それ以外は5,000円から10,000円が目安です

• 高校入学: 成人に近づく一大イベントで、親しい親戚は10,000円から50,000円、それ以外は5,000円から10,000円程度が一般的です。

• 大学・専門学校入学: 自立への一歩を祝う意味で、親しい親戚からは30,000円から50,000円、それ以外の人々からは10,000円から30,000円が相場となります。

これらの金額は地域や家庭によって異なるため、贈る側の経済的な余裕と、受け取る側の事情を考慮して決定するのが最適です。 また、相場はあくまで目安であり、心からの祝福が最も重要なポイントであることを忘れずに、入学祝いを選ぶと良いでしょう。

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ポチ袋

お金の入れ方と名前の書き方

お札をポチ袋やご祝儀袋に入れる際には、以下のポイントを心掛けることが大切です。

1.新札を使用する
お祝い事には、新しいお札を使用するのが一般的です。新札は清潔感があり、新たなスタートや祝福の意味を象徴します。

2.お札の向きを揃える
お札を袋に入れる際は、全てのお札の向き(表面が上になるように)と順番を揃えます。これは、整理された印象を与え、尊敬の意を表します。

3.折り目やしわを伸ばす
お札に折り目やしわがないように、丁寧に伸ばしてから袋に入れます。きれいに整えることで、贈る側の心遣いが伝わります。

4.袋に対してお札を逆さまに入れない
お札の顔(肖像が描かれている面)が袋の封を切る側に向くように入れます。受け取った人が袋を開けたときに、お札の顔が直接見えるようにするためです。

5.数の選び方に注意する
お祝い事では、縁起の良い数を選ぶことが推奨されます。例えば、結婚祝いでは奇数が好まれることが多いですが、地域や習慣により好まれる数は異なる場合がありますので、事前に確認することが大切です。

6.畳み方にも気をつける
特に大切なお祝い事では、お札を折らずにそのままの状態で入れることが望ましいとされています。ただし、袋の大きさによっては畳む必要がある場合もあります。その際は、綺麗に二つ折りや三つ折りにして、尊重の気持ちを込めましょう。

名前の記載には、贈る側の氏名をフルネームで、可能な限り丁寧に漢字で書きます。これにより、相手への敬意を表します。
これらのポイントに気をつけて、お札をポチ袋やご祝儀袋に入れることで、受け取った人に対する敬意と祝福の心が伝わります。 お祝いの心遣いを形にする際の大切なステップの一つとして、丁寧に行いましょう。

現代ギフト

現代のトレンドへの対応

日本におけるお祝い文化は、伝統的なマナーとともに、時代と共に変化しています。特に、デジタルギフトや電子マネーの贈り物が増えている現代においては、新旧の文化が融合しています。 本コラムでは、伝統的なポチ袋・ご祝儀袋の使用方法と、現代のトレンドを取り入れたギフトのマナーについても、幅広くご紹介します。

現代のギフトトレンドとそのマナー

デジタル化の波は、お祝いの形式にも影響を与えています。 例えば、電子マネーギフトやオンラインギフトカードなど、直接会うことが難しい現代において、感謝やお祝いの気持ちを伝える新しい方法が増えています。 これらを選ぶ際のマナーとしては、受取人がその形式を利用できるか事前に確認すること、そして贈る際にはその使い道や意図を簡単なメッセージで添えることが重要です。

電子マネーギフトやオンラインギフトカードは、贈り物の形態として非常に人気があり、現代のニーズに合わせた多様な選択肢を提供しています。人気の高いおすすめギフトの例を以下に挙げます。

1. PayPayギフトカード:お祝い事には、新しいお札を使用するのが一般的です。新札は清潔感があり、新たなスタートや祝福の意味を象徴します。

2. QUOカードPay:従来のクオカードの電子版で、スマホアプリを通じて利用できる電子マネー。コンビニエンスストアや書店、ファミリーレストランなど、様々な場所で利用可能です。 デジタルギフトを好む世代に適しています。

3. Amazonギフトカード:オンラインで書籍や電子書籍を購入できる図書カードのデジタル版。読書好きな人へのプレゼントとして最適で、教育関連の贈り物としても人気です

4. 図書カードネットギフト:お祝い事には、新しいお札を使用するのが一般的です。新札は清潔感があり、新たなスタートや祝福の意味を象徴します。

5. Nintendo eShopカード:任天堂のゲームコンテンツを購入できるプリペイドカード。 Nintendo Switch、3DSなどのゲーム機で利用でき、ゲームや追加コンテンツの購入に使えます。ゲーム好きな人への贈り物として最適です。

 

渡すタイミングと避けるべき時

お祝いを渡す際には、タイミングも重要です。公の場で多くの人がいる時に渡すのは避け、プライベートな空間で直接手渡しするのが望ましいです。 また、悲しい出来事があった時など、相手の心情を察して控えるべき時もあります。

渡すと失礼な時の例

忌み事の最中や直後: 喪中など、悲しみに包まれている時期には、お祝いを控えるのが礼儀です。

病気の人への突然の訪問と贈り物: 病状や心情によっては、負担となる場合があります。事前に相手の状況を確認しましょう。

金銭的に困窮している人への高額なギフト: 相手を窮地に追い込むことがあるため、配慮が必要です。

お金

新券交換の現状

新券への交換は、お祝いをする際に心を込めた行為とされてきました。しかし、銀行や郵便局での新券交換サービスは、近年利用規制が厳しくなったり、サービス自体が縮小される傾向にあります。 新券が必要な場合は、事前に数カ所の金融機関に問い合わせるか、特別な時期(正月や入学シーズンなど)に合わせて早めに準備をすることが賢明です。

ご祝儀袋

まとめ

ポチ袋やご祝儀袋を通じてお祝いの気持ちを表す際には、ただお金を包むだけでなく、その背後にある文化やマナーにも配慮することが大切です。 使用、正確な名前の記入、そしてデジタルギフトへの対応など、お祝いの際の心遣いが、相手に対する敬意と感謝の表れです。 伝統的なマナーを守りつつ、現代のトレンドにも柔軟に対応することで、贈る側も受け取る側も心温まる交流が生まれます。ポチ袋やご祝儀袋、デジタルギフトを通じて、節目を祝う喜びを分かち合うことは、人と人とのつながりを深める大切な文化の一つです。新しい時代においても、これらの心遣いを大切にし、伝統を受け継ぎながら新しい形式のお祝いも楽しむことが、私たちの豊かな社会生活を彩る鍵となるでしょう。

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